Q:あなたが今の仕事に“やりがい”を感じるとしたら理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選び下さい。逆に、あなたが今の仕事を“やめたい”と感じるとしたら理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選び下さい。(複数回答)
毎日を頑張る中で、「仕事のやりがいってなんだろう」「辞めたくなるときってどんなときだろう」と気になったことはありませんか?そこで今回のアンケートでは、働く人たちがどんなことにモチベーションを感じているのか、そして逆にどんなときに「辞めたい」と思ってしまうのかを調査してみました。
【調査期間】2026年5月28日~6月2日
【全体】
仕事のやりがいについて、トップは「安定した収入が得られるので 」(30.8%)でした。次いで、「自分の好きな仕事ができるので」 (24.4%)、「顧客に喜ばれるので 」(21.5%)、「自身の創意工夫が実現できるので 」(12.3%)、「新しい技術、知識が得られるので」
(11.6%)が続きました。
他方、仕事をやめたいと感じる理由について、トップは「給料がカットされたり昇給の見込みがないから」(19.9%)でした。次いで、「忙しくて自分の時間が取れないから」(16.9%)、「やりがいが見つからないから」(15.9%)、「上司や同僚とうまく行かないから」(15.3%)「自分の仕事が正当に評価されないから」(14.7%)が続きました。
【業種別】
業種別で見ると、医療・福祉や飲食店・宿泊業、サービス業では、仕事のやりがいとして「顧客に喜ばれるので」が全体に比べてかなり高い結果となりました。これらの業種では、顧客と対面で接する機会が多いことが要因かもしれません。
他方、公務員では、「安定した収入」が高い一方、「顧客に喜ばれるので」が低いという特徴が見られました。公務員の提供する行政サービスは、国民生活の基盤であり、「あって当たり前」という認識が強いため、顧客が喜ぶことがやりがいに繋がりにくいと思われます。また、やめたいと感じる理由について、「忙しくて自分の時間が取れない」が全業種の中で最も高くなりました。業務負荷が高く、ワークライフバランスに課題がありそうです。
教育・学習支援業では、「自分の好きな仕事ができるので」や「自身の創意工夫が実現できるので」が非常に高い一方、「安定した収入が得られるので」はかなり低い結果となりました。創意工夫を自身の業務に反映させやすい業種と思われます。
情報通信業・IT関連では、「新しい技術、知識が得られるので」が高くなりました。技術進歩が早いこの分野で、常に新しいことを学ぶことにやりがいを感じる人が多いようです。また「自身の創意工夫が実現できるので」も高く、開発など創意工夫できる業務が多いことが背景にあると考えられます。やめたいと感じる理由について、「忙しくて自分の時間が取れない」が全体を上回り、ITエンジニア不足などの問題がありそうです。
製造業では、「安定した収入」が高い一方、「顧客に喜ばれるので」が低くなりました。工場のラインなどでは顧客と接する機会や業務の創意工夫の余地が少なく、やりがいとして安定した収入が消極的に選ばれているのかもしれません。やめたいと感じる理由においても「やりがいが見つからない」が高い結果となりました。