Q:あなたがパワハラに該当すると思うものを、すべてお答えください。(複数回答)
職場で誰もが快適に働ける環境づくりが求められる今、「どのような行為がパワーハラスメントに該当するのか」その境界線や認識は気になるところです。そこで今回のアンケートでは、働く人たちがどのような言動をパワハラだと捉えているのか、その実態を調査してみました。
【調査期間】2026年5月28日~6月2日
【全体】
パワハラと思うものついて、トップは「人格否定」(60.6%)でした。次いで、「暴力」 (55.3%)、「大声での叱責」(54.8%)が上位に挙がりました。他方、「業務時間外での報告要請」(39.5%)、「自社商品・サービス購入の強要」(38.0%)、「機微な個人情報の開示の強要・禁止、暴露」(37.4%)が下位となりました。
【男女別】
項目全般にわたり、男性に比べ女性の選択率が高く、様々な内容をパワハラと認識する傾向が強いようです。中でも、「情報の非共有」や「機微な個人情報の開示の強要・禁止、暴露」は男性よりもかなり高い結果となりました。
【年代別】
項目全般に20代や30代の比較的若い年代の選択率が低く、パワハラとあまり認識しない傾向があるようです。特に全体に比べて低かったのは、上位3項目の「人格否定」「暴力」「大声での叱責」でした。
【業種別】
特徴的なものとしては、製造業では「暴力」「大声での叱責」が多く、これらの行為がまだまだ残っている現状があるのかもしれません。情報通信業・IT関連業では、「過大な目標」「業務時間外での報告要請」が多く、スキルの偏りや、それによる一部の人への業務集中が背景としてありそうです。また、飲食店・宿泊業では「業務時間外での報告要請」が高く、シフト制が多い業界では、休日でも業務から完全に離れられない現状があるかもしれません。その他、サービス業では「人格否定」、教育・学習支援業では「情報共有不足」「自社商品・サービス購入の強要」が多く挙がりました。他方、医療・福祉では全般に高い一方、建設業や不動産業では低い結果とりました。