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従業員の心と体の健康を守る!ストレスチェック受検率と集団分析の重要性
2026年2月10日
コラム

従業員の心と体の健康を守る!
ストレスチェック受検率と集団分析の重要性

なぜストレスチェックの受検率向上が重要なのか?

ストレスチェック制度は、従業員のメンタルヘルス不調の未然防止、および職場のストレス状況を把握し改善に繋げるための重要な取り組みです。厚生労働省の指針では、可能な限り全ての労働者が受検することが望ましいとされています。

目指すべき受検率は?

公式に具体的な数値目標は明示されていませんが、以下の点を踏まえると、8割以上の受検率を目指すことが推奨されます。

  • 全国的な実績: 厚生労働省「ストレスチェック制度の効果的な実施と活用に向けて」(2022年3月)によると、受検率8割超の事業場の割合は77.5%にものぼります。
  • 国の目標: 第14次労働災害防止計画(2023年4月~2028年3月)では、メンタルヘルス対策に取り組む事業場の割合を80%以上とする目標が設定されており、ストレスチェックの実施とその後の集団分析まで含まれます。
  • 弊社の実績: 直近3年間の顧客企業の平均受検率は約88%です。

これらのデータから、従業員の健康確保を推進する観点では、少なくとも8割以上の従業員がストレスチェックを受検することが、職場全体のストレス状況を正確に把握し、効果的な対策を講じるための基盤となります。

ストレスチェック「集団分析」のポイント:人数要件と効果的な活用

ストレスチェックは実施するだけでなく、その結果を集団分析に活かすことで、職場の具体的な課題が見えてきます。

集団分析に必要な人数は?

集団分析を行う上で、以下の人数要件と推奨事項があります。

  • 個人特定の防止: 原則として10人以上の集計単位が必要です。これにより、個人の特定リスクを回避し、従業員が安心して受検できる環境を保ちます。
  • 統計的な妥当性: 性別などのカテゴリーごとに20~30件程度のデータがあれば、統計的に意味のある分析を行うための最低限の目安とされています。
  • より深い洞察のために: メンタルヘルス不調の予防強化や職場環境改善を目的とした集団分析では、より多くの受検データを収集し、ストレスチェックの受検者全員を分析対象とすることが望ましいです。これにより、職場の全体像をより詳細に把握し、具体的な改善策へと繋げることができます。

まとめ:ストレスチェックを効果的に活用するために

ストレスチェック制度の最大限のメリットを享受するためには、以下の2点が不可欠です。

  1. 高い受検率の確保: 労働者全体の約8割以上が受検することで、職場のストレス状況をより正確に把握し、適切な対策の基礎を築きます。
  2. 集団分析の実施と活用: 受検結果に基づいた集団分析を通じて、職場の課題を可視化し、職場環境の改善に繋げることで、従業員のメンタルヘルス不調を未然に防ぎ、働きやすい職場づくりを推進します。

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