● エコポイントを目的に購入時期をずらした…44.1％
● 地デジ対応テレビはエコポイントの影響が大きい？ 制度が購入のきっかけに…6割以上
制度の導入により電器店を賑わせたエコポイント。
利用した人はどの位いるのでしょうか？
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、
「エコポイント」についてアンケートを行い、エコポイント制度の認知、製品の購入、制度の効果などについてまとめました。
調査は2009年8月5日〜8月20日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター8,590人から回答を得ています。
● 5/15〜8/20間にエコポイント商品を購入した・・・10.9％
● 対象製品購入者の6割近くが地デジ対応テレビを購入。 家電量販店での購入が圧倒的
● 「商品券」が圧倒的。「省エネ・環境配慮品」は2.0％と少数・・・エコポイントの交換
● エコポイントを目的に購入時期をずらした…44.1％
● 地デジ対応テレビはエコポイントの影響が大きい？ 制度が購入のきっかけに…6割以上
● 今後の対象製品購入意向は4割
● エコポイント制度、「地デジ普及」・「経済的効果」は4割が期待。しかし「温暖化防止」には…2割以下
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■■5/15〜8/20間にエコポイント商品を購入した・・・10.9％■■
■エコポイント制度の認知率
エコポイント制度の認知について尋ねたところ、「内容も知っていた」52.0％、「聞いた事がある程度」45.7％を合わせた『認知者』は97.7％と非常に高かった。
「知らなかった」と回答した人はわずか2.3％であった。
＜性年代別＞
『認知者』の割合はどの年代もあまり差は見られないが、「内容も知っていた」という人の割合は性別・年代によって違っている。
「内容も知っていた」の割合を見ると、男性は全ての年代で5割を超えているのに対し、女性は年代が若いほど低く、最も低い20代では42.0％と4割ほどである。
60代以上の男性が63.7％で、最も割合が高かった。
■エコポイント対象商品の購入状況
エコポイント制度認知者に、5月15日〜8月20日間での、対象商品の購入・商品交換状況を尋ねた。
「エコポイント対象製品は購入していない」人が86.8％と大半を占めた。
「すでに購入し、商品と交換した」人は0.7％と僅か。
また「すでに購入し、エコポイントを登録申請した」3.8％、「すでに購入したが登録申請は行っていない」6.7％となっており、対象製品を『購入した』人は11.2％であった。
認知率は高いが、実際に購入している人１割ほどである。
※回答者全体で見た購入者の割合は10.9％である。"
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あなたは、「エコポイント制度」をご存知でしたか。（単一回答）
全体ベース N=8590 |
| ◆性年代別 |
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あなたのご自宅では、平成21年5月15日〜現在の間に、エコポイント対象製品を購入しましたか。（単一回答）
エコポイント制度を知っている人 N=8395 |
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■■対象製品購入者の6割近くが地デジ対応テレビを購入。
家電量販店での購入が圧倒的■■
5/15〜8/20間にエコポイント対象製品を購入した人に、対象製品の購入について尋ねた。
■購入した対象製品は？
購入した商品は「地上デジタル放送対応テレビ」57.9％、「エアコン」29.3％、「冷蔵庫」24.9％と、テレビを購入した人が多い。
■購入場所
購入場所については「家電量販店」が79.0％と断トツであった。
「インターネット通販」で購入した人は8.1％と1割近くに上っている。
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購入したエコポイント対象製品は何でしたか。（複数回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
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その製品は、どこで購入しましたか。（複数回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
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■■「商品券」が圧倒的。「省エネ・環境配慮品」は2.0％と少数・・・エコポイントの交換■■
■ポイント交換について
取得したポイントを“何と交換するか”については、「商品券・プリペイドカード」が66.5％と圧倒的であった。
次いで「地域型商品券」6.9％、「全国の地域産品」4.1％が続いた。
「省エネ・環境配慮品」は2.0％と回答が少ない。
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取得したポイントは何と交換しましたか（する予定ですか）。（複数回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
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■■エコポイントを目的に購入時期をずらした…44.1％■■
■エコポイントを意識した度合
購入時、他の製品と比べる際に、エコポイント対象製品かどうかを重視した度合については、「かなり重視した」24.9％、「やや重視した」32.1％と、『重視した』人は57.0％であった。
■エコポイント制度と購入時期
エコポイントを目的に、購入時期をずらしたかどうかについては、 「エコポイントに合わせて購入時期を早めた」人は32.3％、「エコポイントに合わせて、購入時期を遅らせた」人は13.1％となった。
「特にエコポイントは意識していない」53.4％、「わからない」2.5％を除いた、『エコポイントに合わせて購入時期をずらした』という人は44.1％と半数近くに上った。
＜エアコン・冷蔵庫・地デジ対応テレビのいずれかのみを購入した人について＞
特に、地デジ対応テレビ“のみ”を購入した人については47.3％と、購入時期をずらした割合が高く、
エアコンのみを購入した人35.9％、冷蔵庫のみを購入した人38.3％に比べて１割ほど高い。
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購入にあたり、他の製品と比べる際に、エコポイント対象製品である事をどのぐらい重視しましたか。（単一回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
重視した：57.0％ 重視しない：23.6％
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エコポイントを目的に、購入時期を早めたり遅らせたりしましたか。（複数回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
時期をずらした：44.1％
| ◆エアコン・冷蔵庫・地デジ対応テレビのいずれかのみを購入した人について |
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■■地デジ対応テレビはエコポイントの影響が大きい？ 制度が購入のきっかけに…6割以上■■
■ポイント交換について
取得したポイントを“何と交換するか”については、「商品券・プリペイドカード」が66.5％と圧倒的であった。
次いで「地域型商品券」6.9％、「全国の地域産品」4.1％が続いた。
「省エネ・環境配慮品」は2.0％と回答が少ない。
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エコポイント制度は、エアコン・冷蔵庫・地デジ対応テレビを買うきっかけになりましたか。（単一回答）
エコポイント対象製品を購入した人 N=938 |
きっかけになった：59.6％
| ◆エアコン・冷蔵庫・地デジ対応テレビのいずれかのみを購入した人について |
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■■今後の対象製品購入意向は4割■■
■未購入者の、今後の対象製品購入予定
エコポイント制度を認知しているが対象製品を購入していない人に“今後の購入予定”を尋ねたところ
「具体的な購入予定がある」は3.2％、「購入を検討している」は11.4％、「購入したいとは考えている」29.1％と、『意向がある人』は43.7％と4割であった。
一方で「エコポイント制度期間中に購入する予定は無い」人も42.3％と4割である。
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今後、エコポイント制度期間中に、エコポイント対象の製品を購入する予定はありますか。（単一回答）
エコポイント制度を認知しているが対象製品を購入していない人 N=7286 |
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■■エコポイント制度、「地デジ普及」・「経済的効果」は4割が期待。しかし「温暖化防止」には…2割以下■■
■エコポイント制度の効果のほどは？
エコポイント制度は“経済的に”、“地デジ対応テレビ普及促進に”、“地球温暖化防止に”、どの程度効果がありそうだと感じているのだろうか？
「非常に効果がある」＋「まあ効果がある」を合わせた、『ある程度以上効果がある』と感じている人の割合は、
【地デジテレビ普及に】が最も多く43.8％、次いで【経済的に】37.9％と続いた。
【地球温暖化防止に】効果があると回答した人は17.4％と2割を切り、エコポイント制度の経済的な効果を感じる人はある程度いるが、地球への効果は、あまり感じられていないようである。
＜性年代別 【地球温暖化防止に】の回答＞
【地球温暖化防止に】の回答について性年代別の値を見てみると…
『ある程度以上効果がある』と考える人の割合は、男女とも60代以上が最も多く、60代女性は31.3％と3割以上であった。
女性は年代が上がるにつれて割合が高くなる傾向にある。
20代を除いて、男性の方が『効果がある』と考える割合が少なく、とくに男性の30代・40代は12％台と少ない。 |
「エコポイント制度」は、経済的に、地上デジタル放送の普及促進に、地球温暖化防止に、どの程度効果がありそうだと思いますか。
（単一回答）
エコポイント制度を知っている人 N=8395 |
※「ある程度効果ある」…非常に効果がある＋まあ効果があるの合算値
| ◆性年代別、『地球温暖化防止に』の回答 |
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インターワイヤード株式会社 ＤＩＭＳＤＲＩＶＥ事務局（ディムスドライブ事務局）
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